バリ島でバルコニーに服を干すと怒られる！
今日も太陽がさんさんと降り注ぐバリ島🌞洗濯物が良く乾きます！
もともと高い建物の無いバリ島ですが、バリ人は洗濯物を高いところに吊るして干すことをしません。
日本でいうと、物干し竿は大人の頭より少し高い位置にあるかと思いますが、この高さはバリでは、洗濯物を干すには高すぎだそうです😮
私も、家で洗濯物が多くなり、小さい物干しスタンドしかなかったので、物干しハンガーをガレージの屋根から吊るしたらどうか？とバリ人の旦那に提案したところ、位置が高すぎるからと却下されました😅
なぜ高いところに洗濯物を干してはいけないのか？
日本人の私からすると、高い方が邪魔にならないし日が良く当たるしいいじゃないかと思ったのですが、それにはバリヒンドゥ―教の考えが影響していました。
バリ人の家にはサンガという、日本でいうお仏壇のようなものが庭にあるのが一般的です。ご先祖様の魂が宿るところとして尊重されているサンガ👈
またバリヒンドゥ―教では、人間の使用する衣類👔は、洗濯したものであっても、不潔なものと考えられています。
日本人の私たちでも、下着だったらその感覚わかる気がしますよね。バリヒンドゥ―教の考えだと、衣類すべてが該当です。
そしてその穢れた（とされる）服をサンガよりも上に吊るすことは、ご先祖様を侮辱することにあたるため、タブー✖となっているのです。
旅行者の私たちも注意しましょう
ウォーターマークホテルは5階建て。スイートルームには全部屋バルコニーが付いています。ホテルの場合も、このルールは適用されます。バルコニーの手すりには洗濯物を干さないようにしましょう！
ウォーターマークホテルのあるクドガナンは住宅地。近所の厳格なバリ人が外からそれ👔を見つけると、ホテルに通報することもあります。。
洋服を手洗いをしたら、バルコニーにある木製の物干しラック👈をご利用ください。これならバルコニーの手すりではなく中なので、見逃してもらえます。
日本人の私たちからすると、洗濯した服はきれいなもの✨という感覚があり、逆に地面近くに干したくない、、と思ってしまいますが、郷に入れば郷に従え、感覚というものは、文化や習慣によって様々ですね👍
