Jun 11

イベントいっぱいの4月のバリ島

2021年ももう4か月が過ぎてしまいました。ついこの間、来年は今年よりもいい年になりますようにと願って、年が明けたばかりの気がしますが☹

4月は宗教行事　目白押しのインドネシアでした！

バリヒンドゥー教徒にとっては、13～15日はガルンガン（日本でいう迎え盆）、その10日後24日がクニンガン（送り盆）。家の前に立てるペンジョール（龍の形といわれ、ご先祖様たちはこれを頼りに帰ってくるといわれています）や大量のお供え物を作るのに大忙し。

このお供え物はすべて手作りをするわけではなく、買わなければならない物もたくさんあって、それが意外とばかにならない値段。。（しかも儀式が終われば捨ててしまうお供え物。。）裏事情としては、コロナで収入が安定しない今、バリヒンドゥーの人たちには頭の痛い月でした。。💰

イスラム教徒にとっては、13日から5月12日まで、1か月のラマダン（断食）。私はバリヒンドゥー教なのでこの習慣については知識が乏しいのですが、この時期になると夕方から、道のわきに甘いおかゆのようなものが売られます（ぜんざいのイメージです！）。

断食中でも日が沈めば飲食できます。日中断食した分、体力を取り戻すには甘いものがいいのでしょう。おいしくて、断食していない私も食べてしまいます😋ただ太るだけですね！

ラマダン明け、来月5月13日＆14日はレバラン（断食明け大祭）。お正月休みがないインドネシア。イスラム教の人々は、例年この時期に、帰省や旅行のため大移動します。

しかし今年はコロナ感染拡大防止✋のため、政府が「5月6日から17日まで、一部の例外を除き、国・州・県・市の境を越える移動を禁止する」と発表しました。

ジャワ島などほかの島のインドネシア人にとっても、バリ島は休暇に訪れたい観光地。今年はレバラン中のインドネシア観光客の足も少なくなってしまいそうです。